【ガルパン】梓「各校のリーダー論を学びにいきます!」
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◆saI1ZNzQKuJn
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2018/05/16(水) 21:14:43.06 ID:eeJxIamm0
アンチョビ「さぁ、練習だ!全員配置につけ!お客様に恥ずかしいところを見せるなよ!」
全員が戦車に乗り込んだあとも梓が動けずにいると、アンチョビが近づいていき、声をかけた。
アンチョビ「こうなるまで大分時間がかかったよ。」
以下略
AAS
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◆saI1ZNzQKuJn
[saga]
2018/05/16(水) 21:15:20.34 ID:eeJxIamm0
アンツィオの練習風景はそれはもう酷いものだった。
単調な訓練はすぐ投げ出し遊びだす、紅白戦をやらせても作戦は基本的になくただ闇雲に走り回り、酷いときには同じチームに攻撃することもあった。
まともに訓練が出来ていたのはカルパッチョのみと言っても過言ではないだろう。
この光景に梓は言葉を失い、アンチョビは深くため息をついた。
以下略
AAS
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◆saI1ZNzQKuJn
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2018/05/16(水) 21:18:50.18 ID:eeJxIamm0
次に梓はプラウダ高校にやってきた。
こちらは受付に行くとカチューシャ、そしてノンナがすでに待機していた。
当然カチューシャは肩車されており、上から梓を出迎える。
カチューシャ「良く来たわね!この私が直々に出迎えてあげたんだから光栄に思いなさい!」
以下略
AAS
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◆saI1ZNzQKuJn
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2018/05/16(水) 21:20:01.89 ID:eeJxIamm0
梓はミーティングルームに向かいながらやはり尋ねる。
その答えは全く想定外のものだった。
カチューシャ「リーダー論?そんなの考えたこともないわ。」
以下略
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◆saI1ZNzQKuJn
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2018/05/16(水) 21:21:14.84 ID:eeJxIamm0
梓が諦めると同時に3人はミーティングルームに到着した。
すると先ほどまで賑やかだった室内がしんと静まり、全員がその場で直立する。
梓はその異様な光景に恐怖を覚え、プラウダ高校に来たことを後悔したのだった。
ノンナ「同志カチューシャ、本日の練習メニューをお願いします。」
以下略
AAS
21
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◆saI1ZNzQKuJn
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2018/05/16(水) 21:21:47.99 ID:eeJxIamm0
梓の嫌な予感とは裏腹に、その練習自体はまともなものだった。
10輌の戦車で3輌の戦車を追いかけ、待ち伏せ、そして撃破する。これを何度もチームを変えて行った。
言うだけならば簡単だが、実際はもっと複雑だ。ウサギ側も攻撃は許可されているし、待ち伏せも読まれていてはろくに機能しない。綿密な作戦とそれを実行する能力、それがなければとてもじゃないが狩りはできないだろう。梓はこの光景に戦車道大会でプラウダと戦ったときのことを思い出した。
カチューシャ「今日1匹も狩れなかったチームはシベリア送り25ルーブルよ!」
以下略
AAS
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◆saI1ZNzQKuJn
[saga]
2018/05/16(水) 21:22:43.35 ID:eeJxIamm0
練習が終わり、挨拶を済ませると梓はノンナに送られヘリポートへと向かった。
梓「今日はありがとうございました。」
ノンナ「澤さん、カチューシャのリーダー論を知りたがってましたね?」
以下略
AAS
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◆saI1ZNzQKuJn
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2018/05/16(水) 21:23:34.40 ID:eeJxIamm0
次に梓が訪れたのは黒森峰女学園だ。
言わずと知れた名門中の名門、その厳かな雰囲気に梓は自然と固くなった。
まほ「ようこそ、黒森峰へ。歓迎する。」
以下略
AAS
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◆saI1ZNzQKuJn
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2018/05/16(水) 21:24:30.34 ID:eeJxIamm0
まほ「すまなかった。萎縮せずに今日はなんでも聞いてくれて構わない。」
梓「それなら教えてもらいたいことがあるんです!」
まほ「ああ、聞こう。」
以下略
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25
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◆saI1ZNzQKuJn
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2018/05/16(水) 21:25:35.64 ID:eeJxIamm0
梓「なんだが意外です。なんというか……困難なんてない!何をやらせても完璧!みたいなタイプだと思ってました。」
まほ「そんなことはない。戦車道は困難の連続だ。そして私はそれから逃げ出さなかったからこそ皆がついてきてくれるんだ。西住流を全うするための厳しい規律にも、だ。」
エリカ「はい!私はどこまでも隊長についていきます!」
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26
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◆saI1ZNzQKuJn
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2018/05/16(水) 21:26:55.27 ID:eeJxIamm0
やはり黒森峰はレベルが違う。
砲撃の精度、操縦技術、隊列の美しさ、どれを取っても今まで見てきたどの高校よりも高い水準にあると感じた。
次から次へと指示通りに隊列を変える車輌に感動すら覚えた。
梓「はぁ〜、やっぱり黒森峰は違うなぁ。」
以下略
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