285:>>1 ◆ugX4wEMSNQ
2018/06/05(火) 23:28:39.83 ID:AidhhIne0
アスカ「待たせたわね。それで、話って?」
カヲル「そうだね、その前に少し奥へ行こう。ここでは…聞かれかねない」
アスカ「……分かったわ。にしても、あっついわねー」
カヲル「そうだね、今日の気温は中々に高い」
アスカ「ほんと、嫌になるわ。……そろそろいいわね。で、話って?」
カヲル「ゼーレ…委員会の事なんだけど、彼らは君を殺そうとしているらしい」
アスカ「……!」
カヲル「いや、それだけじゃない。碇司令……彼も君を処理しかねない」
アスカ「どういうことよ」
カヲル「僕は君の正体を知らない。リリンであるということしか。セカンドチルドレンだということしか」
カヲル「けれど、それが全て事実なら、君と弐号機のシンクロ率は異常なんだ」
アスカ「……そりゃ、そう思うでしょうね」
カヲル「これは君にとっては大切な話だと思ってね。でも僕はそうでもない。もうひとつ……今から質問したいんだけど、いいかな?」
アスカ「……いいわよ」
カヲル「ありがとう。君は誰かを好きに…愛したりしたことはあるかい?」
アスカ「なっ……なによそれ!…どういうことよ」
カヲル「僕には、人の感情というものがいまいちわからない。けれど、物凄く知りたいんだ」
アスカ「感情を知る?変なこと言うわね……それなら、色々とやってみればいいんじゃない?」
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