10:TheNesandazo
2018/05/17(木) 00:13:02.45 ID:sN/+05ka0
瞬間、優には後頭部をハンマーで殴られたかのような衝撃が走る。いや、トラックに轢かれたレベルだろうか。
「あ、ごめ「いつまで来客を玄関に立たせているつもりなのよ。」・・・ホントすみません。」
たった2回話しただけなのだが、すでにメンタルがズタボロになってしまう。剣道で精神力を鍛えるとはいったいなんだったのかと思いつつも、最悪の事態になってしまったと優
は汚名返上の一手を打とうとする。
「よかったら荷物持つよ、重かったでしょ?」
「別にいいわ、庶民の汚い手で触れないで。」
優の精一杯の言葉も空しく女の子に手を払われて、無理やり家の中へと入っていってしまった。
「(拝啓おじいちゃん、早くも僕の心はへし折れそうです。)」
これからどうなるのかと思いながら、玄関の扉を閉めて優はリビングへと向かったのだった。
今日は早く寝ないといけないのでここまで。
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