16: ◆pvi4t7el1QeD[saga]
2018/05/15(火) 20:07:48.19 ID:zkE8cO2g0
美希「くぅくぅ......」
貴音「さて...... それにしても......」
貴音「本当に気持ちの良い春陽ですね、わたくしも思わず眠ってしまいそうです」
貴音「ふふ...... 美希は安心しておにぎりを横に置いている始末......」
貴音「これは最大にして最高の好機......!」
貴音「......」ゴクリ
貴音「びにぎり...殿...... 初のご対面ですね......」
貴音「すこしばかりいただくことを......」
びゅううぅぅぅ
貴音「風が出てきましたか。暖かな陽ざしのおかげで寒くはありませんが、少し冷ややかな......」
美希「ううぅ」ブルッ
貴音「......」
貴音「びにぎり殿。初対面で大変恐縮ではありますが、いただくのはまたの機会に......」
貴音「わたくしの友が寒がっているので......」
貴音「再びお会いできることを心より願います、では」
貴音「よいしょ」
貴音「まったく、美希は手がかかって困ります......」ギュッ
美希「んう......」
貴音「ふふっ」ナデナデ
美希「......ぁか、ね......」
貴音「......何でしょうか」
美希「......ぽか...ぽか」
貴音「そうですね...... 風ももう止んできました」
貴音「しかし春の陽気も暖かいですが、美希も負けず劣らず温かいですね......」
貴音「少しの間、暖を取ることを許してください」ギュー
美希「んぅ......」
貴音「......」
貴音「わたくし、も......少し......瞼がおも......く......」
貴音「......」コクッ...コクッ...
貴音「......すぅ......すぅ」
美希「......くう...くう」
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