233: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2019/01/24(木) 02:06:45.58 ID:xEPm0iKu0
六百三十一日目
商業区北西エリア、高級住宅街内にある発電装置の回収は好調に進んでいる。早ければ明日終わる見込みだ、回収している物資についても、三人によれば中々の量が集まっているとの話もあり、発電施設については思ったより良いものになる可能性は高そうだ。
また図らずも、美尋の強化を図れることになった。住宅の一つに骨董品を収集しているところがあり、その中に本物のモーニングスターという鈍器類の武器があった。今持っているメイスよりも幅が大きく、先端部分に棘がいくつかついている。確実に威力はそちらの方が高いだろう。
後は、行商が物資交換に来た。いくつか余った物資を元に、畑の為になるものを幾らか仕入れたと浜村さんから報告があった。これで、これ以降の食料生産にも期待が持てるか。何もしなければ春もこのまま終わる。手を込め根いている余裕はない。
それに、発電施設を作れば、拠点が何でもないように装うのは限界だろう。WWPからも発見される可能性は高まるという懸念がある。だが、ここまでの勢力になれば、そのことに躊躇している余裕はない。いずれはぶつかることになるのだからな。
だが、それにはまだまだ準備不足。するべきことは、まだまだ多い。
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