203: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2018/12/19(水) 02:21:18.02 ID:vkt9yfsI0
六百三十日目
商業区北西エリア、高級住宅街内にある発電装置の回収が始まった。今のところトラブルはなく、何かしら危険を感じさせる兆候はない。始まりとしては、好調な滑り出しと言っていいか。
発電施設用の資材の収集も、今のところ滞りはない。三人が考えている規模のものが集まればいいが。やはり使えない状態になっているソーラーパネルや、蓄電装置もあったようだからな。
今日で、可能な範囲のゾンビの処理は進めているから、その点でのトラブルは起きる可能性はかなり低いだろう。むしろ今怖いのは、略奪者と言った存在か。以前ショッピングモールへ向かう過程でゾンビを処理していることもあり、そもそものゾンビの数が少ない。
それは、生存者が行き来しやすいということでもある(もちろん、例の上位種の危惧が現実でなければだが)。
ハンター経由で生存者がここに来ることも含めると、他の地域より生存者が近寄りやすい状況ができている。それには当然、略奪者の類も検討しなければいけない。
今の編隊は万全とは言い難いものだ、気を引き締めるには十分な材料だ。
346Res/184.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20