106: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2018/07/22(日) 17:14:14.47 ID:f1KSze4g0
放浪者は研究所に訪れていた。大型駅エリアにおける任務は半分終了し、再開までに行う任務についての説明。及び、研究所に送られてくる情報を精査する為だ。
会議室にいるのはいつものメンバー、野木、アリス、エクス。野木はいつも通りぶっきらぼうで、アリスは妙に目を光らせている。エクスはいつも通りのはずなのだが、どこかズレを放浪者は感じらせた。言葉にできない程度の違和感は、指摘するに至れない。
「君がここに来てから1年半以上経ち、まさか本当に都市解放を目前に出来るとはな」
「…与えられたことをこなしたまでだ」
当たり前と放たれたその言葉を、他のメンバーは当然、そうとは受け止められるものではない。惨劇後の状況で、1年以上という歳月がかかったとして、ここまでの段階まで持ってこれる勢力を、研究(じぶんたち)を含めて想像できないからだ。
あえて挙げるなら、出来るとすれば、WWPや把握しきれていないレジスタンスぐらいなものかもしれない。だが、今のこの時点で復興に関する情報がないなら、そのどちらもまともな理由で動いていない。そう考えられた。
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