10: ◆EvbvEj89F6[saga]
2018/05/15(火) 00:08:44.37 ID:FmIK8Trv0
P「落ち着きましたか?」
菜々「はい、見苦しいところをお見せしました」
P「いえいえ」
菜々「シャツも、濡らしてしまってすみません」
P「俺の胸なんかでよかったら、いつでも貸しますよ」
菜々「…プロデューサーさんは優しいですね」
P「普通ですよ」
菜々「普通なんかじゃないですよ。ナナにガラスの靴を用意してくれちゃう魔法使いさんです」
P「それはナナさんが自力で手に入れたものです。俺はせいぜい舞踏会へ導くカボチャの馬車を手配した程度ですよ」
菜々「カボチャの馬車…」
P「はい。その程度です」
菜々「…じゃあ、そんなプロデューサーさんに用意してほしいものがあるんですけど、お願い聞いてくれますか?」
P「はい。シンデレラの願いとあらば」
菜々「今すぐじゃなくていいんですけど、いつか、いつか…」
菜々「ナナとプロデューサーさん用の、ガラスの指輪を…!」
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