19: ◆S20u6lUAEc[sage]
2018/05/13(日) 21:16:54.60 ID:bbMCd2Ut0
少女「……とりあえず帰ったら話してみる。もしかしたら何も言わないでも許可してくれるかもしれないし」
きつね「そうですか。なら、わたしは貴方が次に来るまでに考えておきますね」
20: ◆S20u6lUAEc[sage]
2018/05/13(日) 21:17:29.71 ID:bbMCd2Ut0
◇
少女「こんにちは」
21: ◆S20u6lUAEc[sage]
2018/05/13(日) 21:21:20.84 ID:bbMCd2Ut0
きつね「それで、どうでした?」
少女「許可、貰えちゃった」
22: ◆S20u6lUAEc[sage]
2018/05/13(日) 21:22:02.25 ID:bbMCd2Ut0
少女「うん、ありがと。ちなみに神さまはどんなこと考えてたの?」
きつね「直談判でも、しようかな、と」
23: ◆S20u6lUAEc[sage]
2018/05/13(日) 21:22:37.02 ID:bbMCd2Ut0
きつね「名案だと思ってたのですが」
少女「うーん」
24: ◆S20u6lUAEc[sage]
2018/05/13(日) 21:24:02.13 ID:bbMCd2Ut0
少女「……ま、まあ、とにかくこれでもう大丈夫だよね。私、まだここに住んでてもいいんだ」
きつね「はい、そうですね。……わたし、何もしてませんけど」
25: ◆S20u6lUAEc[sage]
2018/05/13(日) 21:25:00.78 ID:bbMCd2Ut0
少女「それで、その……。神さま」
きつね「はい?」
26: ◆S20u6lUAEc[sage]
2018/05/13(日) 21:26:00.30 ID:bbMCd2Ut0
きつね「わたしは何もしてませんよ」
少女「さっきも言ったけどそんなことないよ。神さまに相談しなかったら、私、何も言えずに引っ越してたと思う。それに、一人暮らしなんて、とてもしようとは思えなかった」
27: ◆S20u6lUAEc[sage]
2018/05/13(日) 21:27:01.81 ID:bbMCd2Ut0
きつね「……でしたら、わたしと一緒に暮らしてくれませんか? その、今は難しいかもしれないですけど、一人暮らしを始めたら」
少女「い、いいの? そんなことで。私もそうなったら嬉しいんだけど……。とりあえず一人暮らしするまでは、ここに通うことにするね。来れない日も、あるかもしれないけど」
28: ◆S20u6lUAEc[sage]
2018/05/13(日) 21:28:01.96 ID:bbMCd2Ut0
きつね「というか、う、嬉しいですか。まだ二日しか話してないのにこんなこと言うなんて、引かれると思ってたんですけど……」
少女「私たちの関係に時間なんて障害でもなんでもないよブラザー!」
29: ◆S20u6lUAEc[sage]
2018/05/13(日) 21:29:01.65 ID:bbMCd2Ut0
きつね「って、男に同棲を誘われて嬉しいって言ったつもりだったんですか! 貴方! だめですよそんなの!」
少女「神さまならいいかなあって……。というか、その……。きつねだし……」
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