文香「事実は小説よりも奇なり」
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33: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2018/05/13(日) 10:57:16.05 ID:Gw9FEXII0
文香(おなじみ『歴史』と書かれた1ページ目をめくった先)

文香(目に飛び込んできたのはその1行だけでした)

文香「……?」

文香(一抹の不安を感じながら、ページをめくります

文香(……しかし他の言葉は一切出てきません)

ちひろ「……人の歴史を覗き見るなんて関心しませんね」

文香「……っ!?」

文香(背後から声がしました)

文香(それは先ほど聞いて……そして、出て行ったはずの人物の声)

文香「……」クルリ

文香(……おそるおそる振り返ると確かに先ほど消えたはずの人物がそこに経っていました)

文香「ひっ……」

ちひろ「まあ、私以外はどうでもいいんですけど……私をタダで見られるのは腹が立ちます」

ちひろ「せめて対価を払ってくれたら許可しないわけでもないんですけど」

文香「あ、あの……」

ちひろ「貴方は対価を払ってくれますか?」

文香(……得体も知れぬ悪寒が私の肌を走り続けます)

文香(これが、神との対峙ということなのでしょうか?)

文香「……い、いくら対価を払えばいいのでしょうか?」

ちひろ「さあ? それは貴方次第ですね」

文香「……」


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