1:名無しNIPPER[saga]
2018/05/13(日) 00:22:57.81 ID:ll+fgD9c0
文香(今日は叔父さんの書店で、一人で本棚整理です・・・)スッスッ
文香(脚立を使いながら、本の位置を確かめ、出したり仕舞ったりします)
P「こんちはー」ガチャッ
文香「いらっしゃいま・・・プロデューサーさん。どうしてここに?」
P「たまたま近くに寄る用事があってさ。今日は一人で店番しているって言ってたから、ちょっと様子を見に」
文香「そうですか・・・ありがとうございます」ペコリ
P「別に感謝されるような事じゃあ・・・」
文香(『ちょっと様子を見に』・・・何だか嬉しい言葉です)
文香(きっと、ふとした瞬間に私を思い出してくれたのでしょう。ただそれだけで、ここまで足を運んでくださったのです)
文香(それだけプロデューサーさんにとって私は、身近な存在なのだと思うと、心が浮足立つのを感じます)
P「いやぁ、書店で働いている文香は絵になるなぁ」
文香「そ、そうでしょうか・・・」
P「うん。アイドルの衣装を着てる時も可愛いけど・・・働いてる文香も、何か生き生きしてて、魅力的だ」
文香「そ、そうですか・・・ありがとうございます」カァァ
文香(プロデューサーさんの言葉は、恥ずかしいけれど、嬉しくて、本棚整理をする私を張り切らせました)セカセカ
P「お、おい。そんなに同時に何冊も取ったら危ないんじゃないか?」
文香「大丈夫です、慣れていますので。書店で働く文香ですので・・・」フンス
P「でも・・・」
文香(そんな見栄が仇となり)
文香「あっ・・・」グラッ
文香(私は体を床に、強かに打ち付ける事となりました)バターンッ
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2:名無しNIPPER[saga]
2018/05/13(日) 00:24:12.17 ID:ll+fgD9c0
P「文香っ!」タッ
文香「うぅ・・・」
P「だ、大丈夫か!?文香!」スッ
3:名無しNIPPER[saga]
2018/05/13(日) 00:25:01.59 ID:ll+fgD9c0
P「よしっと・・・これで包帯はオッケーだ」
文香(何ということでしょう。プロデューサーさんの手当てに酔いしれていると、言い出すタイミングを逃してしまいました)
文香(本当は、足首を挫いてなどいないのに・・・)
4:名無しNIPPER[saga]
2018/05/13(日) 00:25:46.19 ID:ll+fgD9c0
P「よっこらせ」スッ
文香「ありがとうございました・・・」スッ
文香(幸せでした・・・。しかし、どうしましょう。これで本格的に事実を打ち明け辛くなりました)
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