2:名無しNIPPER
2018/05/12(土) 21:41:13.55 ID:RrOmRxVI0
「うーん、疑似発色かもね〜」
顎に人差し指を当てながら、志希さんは比色管を覗き込みました。
猫のようにくりくりとしたその瞳が、桃色に染まった水の向こうからありすちゃんを捉えます。
「うわっ!……って、ぎじ……?なんですかそれ?」
比色管を取り落としそうになりながらも、なんとかありすちゃんは持ちこたえました。
志希さんが貸してくれたゴム手袋のおかげかもしれません。
というのも、事の始まりは15分ほど前に遡ります。
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