ガルマ・ザビ「ドズル兄さん、包囲殲滅陣です!」
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5:名無しNIPPER[saga]
2018/05/12(土) 00:35:47.45 ID:zqojh/K20
ガルマ 「ドズル兄さんの作戦を確認するね」
ドズル 「ああ」
ガルマ 「緒戦で敵のティアンム艦隊と開戦し、その後我が軍は殿を残してミノフスキー粒子を散布しながら撤退、敵から姿を晦ます」
ドズル 「ああ」
ガルマ 「これによりティアンム艦隊は我が軍が敗走したと思い込んでジオン本国を目指して追撃戦に移る筈」
ドズル 「ああ」
ガルマ 「しかしミノフスキー粒子により敵のレーダーから消えた我が軍は本国には撤退せず、レビル艦隊の予想進路に先回りして待ち伏せ、これを叩く」
ドズル 「ああ」
ガルマ 「確かにこれならレビル艦隊を叩けるだろうね」
ドズル 「ああ、これで連邦に大打撃を与えてやる」
ガルマ 「でもティアンム艦隊から撤退時に味方の殿は全滅するよ」
ドズル 「それは……」
ガルマ 「それにティアンム艦隊がもしジオン本国にそのまま侵攻したら――」
ドズル 「そうさせない為にレビル艦隊を叩く! そうすればティアンムは侵攻を断念し、レビル艦隊救援に向かうだろう」
ガルマ 「もしティアンム艦隊がレビル艦隊の敗北を尊い犠牲と考えてそのままジオン本国に侵攻したら?」
ドズル 「お前の言いたいことは分っている」
ドズル 「だが、艦数で敵はこっちの3倍いるんだ! ティアンム艦隊とレビル艦隊の両方を叩くなんて無理だ!」
ドズル 「戦いは数だよガルマ」
ガルマ 「数じゃない、戦術だよ」
ドズル 「そこまで言うには何か策があるんだろうな?」
ガルマ 「僕にはあります。あの連邦の軍勢を前に、勝利の絵を描く力がある」
ドズル 「勝算は?」
ガルマ 「僕の読みどおりに戦局が動いてくれれば、九割ほどで」
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