響「うぎゃー!自分また動物になっちゃったぞ!」
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14:名無しNIPPER[sage]
2018/05/11(金) 00:44:07.93 ID:mz9VRPsx0
伊織「…まぁいいけど。じゃあわかったことを伝えるわ」

伊織「唾液を調べたら、響が変化している動物のおよその祖先がわかったのよ」

P「おぉ!それで絞れそうか?」

伊織「えぇ、まぁね。見た目からもわかる通り大きな耳と大きなシッポ、これはなんだと思う?」

P「焦らさないで教えてくれよ」

伊織「…付き合い悪いのね。響とは動物園行くくせに。」

伊織「ま…これはおよそキツネの特徴よ。響の唾液からも赤キツネ型の祖先を持っていることがわかったわ」

P「なるほど……つ、つまり?」

伊織「…つまりキタキツネとか、ホンドギツネとか、日本でいくとその仲間ってことになるらしいわ」

P「んんー…キツネ…か…。…そこからどうやって細かい種類を特定するんだ?」

伊織「そうね…さっきの2種類で比べるなら、雪の上を歩かせたり周りの気温を変えたりしたらなんとなくわかりそうだけど、そもそもキツネって難しいのよね…」

P「どういうことだ?」

伊織「…キツネの仲間って、詳しくいうとネコ目イヌ科イヌ亜科の一部ってことになるのよ」

伊織「これってそもそも一種類の、共通の特徴を持つ仲間の集まりじゃなくって、他の分類からあぶれた種類をまとめているチームってことなの」

P「あー……つまりあんまり詳しく絞れてないっ…ってことか?」

伊織「そうね、これからのあんた次第だわ」

伊織「響を任せたわよ…!」

伊織「ところでまた響静かね」

P「いまは何故かアリクイのケージにべったりはりついて動かん」

伊織「そ…じゃよろしくね」

P「おう!」


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