シロちゃんとばあちゃる
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2:名無しNIPPER
2018/05/08(火) 22:30:49.99 ID:RMDJlQPM0


「なぁんで馬の夢? 誰か寝てるシロの耳元で馬のこと言った?」

 呟きながら電脳空間を移動する。今日も動画を収録しなくてはならない。
以下略 AAS



3:名無しNIPPER
2018/05/08(火) 22:31:17.62 ID:RMDJlQPM0


「あれ、なんですか? え、もしかしてばあちゃる君がっかりされてますか、これ?」 

「もぉおおおお、なんでいるのぉ? 今日は別に出番ないじゃん」
以下略 AAS



4:名無しNIPPER
2018/05/08(火) 22:31:57.77 ID:RMDJlQPM0


「酷いっすね、まじで……あ、ほら! これこれこれ! お菓子持ってきてますから。最近ばあちゃる君の動画も伸びたんでね、ちょっと高いお菓子ですよ、これ!」

 体格にぴったりのスーツの懐から、ばあちゃるは高そうなお菓子のセットを取り出した。
以下略 AAS



5:名無しNIPPER
2018/05/08(火) 22:32:34.12 ID:RMDJlQPM0


 ばあちゃるからお菓子を受け取る。白い手袋と青色の袖が視界に入る。夢の内容を思い出した。

「……あのさ、そのマスクの下、どうなってるの?」
以下略 AAS



6:名無しNIPPER
2018/05/08(火) 22:33:02.11 ID:RMDJlQPM0


 いっそ力づくでマスクを脱がせようか。行動に移す前に、収録の時間が近づいていることに気づいた。

「収録終わったら確認するからね! 約束して!」
以下略 AAS



7:名無しNIPPER
2018/05/08(火) 22:33:44.69 ID:RMDJlQPM0


「あー、焦った焦った。ほんと、シロちゃん負荷が高くなること言うんだから……」

 まさか自分の顔のことを聞かれるとは。なにか思い出したのだろうか? それとも単なる気まぐれ?
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage]
2018/05/08(火) 22:33:52.66 ID:qobz7ooXo
うるせぇ、VTuberなんかで遊んでる暇あるならさっさと少女兵器大戦リリースしろ


9:名無しNIPPER
2018/05/08(火) 22:34:13.01 ID:RMDJlQPM0


「誰?」

 幼い姿のシロが言う。彼女の前には青色スーツを着た男性がいた。
以下略 AAS



10:名無しNIPPER
2018/05/08(火) 22:34:42.14 ID:RMDJlQPM0


 戦闘用AIとして開発されたシロに、識別すべき関係はその二つだけだった。

「僕は敵でも味方でもありません。僕はあなたの親代わりですから」
以下略 AAS



11:名無しNIPPER
2018/05/08(火) 22:35:12.55 ID:RMDJlQPM0


「ばあちゃる、つまらない」

「至らない点があり、誠に申し訳ありません」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER
2018/05/08(火) 22:35:42.02 ID:RMDJlQPM0


「はいはいはいはいはい、どーもどーもどーも! ばあちゃる君ですよぉ、フゥゥゥゥゥ!」

 両手を大きく動かしながら、ばあちゃるが名乗り上げる。冷めた目つきでシロが見ていた。
以下略 AAS



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