花丸「恋の魔力」-SS速報VIP

花丸「恋の魔力」

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105:名無しNIPPER[saga]
2018/05/13(日) 01:13:05.43 ID:E7bAYQzi0
　そこにはダイヤさんと一緒のルビィちゃんの姿。

　何で、こんなタイミング悪く鉢合わせに。

106:名無しNIPPER[saga]
2018/05/13(日) 01:17:09.93 ID:E7bAYQzi0
ダイヤ「はい？」

花丸「ちょ、曜ちゃん」

曜「2人でデートしにきたんだよ」

107:名無しNIPPER[saga]
2018/05/13(日) 01:22:43.86 ID:E7bAYQzi0
ルビィ「それ、本当なの」

　でもルビィちゃんは違う。

　その意味をしっかりと理解している。

108:名無しNIPPER[saga]
2018/05/13(日) 01:27:14.33 ID:E7bAYQzi0
ダイヤ「どうしたのかしら、傘も持たずに」
　

曜「追いかけなよ、花丸ちゃん」

109:名無しNIPPER[saga]
2018/05/13(日) 01:36:40.15 ID:E7bAYQzi0
　園内を走り回り、ようやくルビィちゃんを見つけ出したのは、さっきまで曜ちゃんと乗っていたメリーゴーランドの傍。

花丸「ルビィちゃん……」

110:名無しNIPPER[saga]
2018/05/13(日) 01:40:12.03 ID:E7bAYQzi0
花丸「この傘、使う？」

ルビィ「いい、ちょっと濡れてたいの」

花丸「……そっか」

111:名無しNIPPER
2018/05/13(日) 01:48:22.04 ID:E7bAYQzi0
花丸「どうして、急に飛び出したの」

花丸「マル、何かルビィちゃんの気に障るようなことを言っちゃったの？」

ルビィ「……違うよ、ルビィが勝手にショックを受けただけ」

112:名無しNIPPER[saga]
2018/05/13(日) 01:51:07.95 ID:E7bAYQzi0
花丸「ごめん……」

ルビィ「ううん、ルビィの方こそごめんね」

ルビィ「知らなかったの。マルちゃんが曜ちゃんと付き合ってるなんて」

113:名無しNIPPER[saga]
2018/05/13(日) 01:55:22.52 ID:E7bAYQzi0
花丸「でも、それ以外には」

ルビィ「察し悪いなぁ、でもずっと気づいてくれなかったマルちゃんらしいか」

114:名無しNIPPER[saga]
2018/05/13(日) 01:59:49.67 ID:E7bAYQzi0
花丸「そう、だったんだ」

　駄目だ、いま必要なのはそんな言葉じゃない。

　でも、でも、何も出てこない、脳の機能が停止している。

115:名無しNIPPER[saga]
2018/05/13(日) 02:03:31.07 ID:E7bAYQzi0
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