千歌「だるまさんがころんだ」
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27:名無しNIPPER[saga]
2018/05/07(月) 00:20:06.40 ID:lPRJ1sAo0

千歌「果南ちゃん」

果南「どうしたの、千歌」

千歌「どうして、こっちに来てくれないの」

果南「……千歌みたいに転んだら嫌だからね。慎重に歩いてるんだよ」

千歌「そ。じゃあ続き」

果南「うん」

千歌「いくよ。だるまさんが──」


夕陽はとうとう落ちて、灯りの壊れた公園は真っ暗になっていく。

振り返ると、果南ちゃんは今にも夕闇のなかに消えて行ってしまいそうだった。

そうして、ああ、こんな風に遊べるのは最後なのかなって。急に実感が湧いてきて。


千歌「だるまさ…っん…が、ころん……っ」


そう思ったら、涙が止まらなかった。



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