北沢志保「気付くの、遅すぎです」
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5: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/05/06(日) 19:50:39.57 ID:+a2RB/M3O
数日後


P「レッスンお疲れ様、志保。今日もよく頑張ったな」

志保「お疲れ様です。今日は、トレーナーさんにも褒めてもらえたので、いい感じだったと思います」

P「それはよかった。さて、そんな志保にプレゼントがある」

志保「プレゼント?」

P「じゃーん! 志保が持ってる黒猫の仲間! 白猫のキーホルダーだ!」

P「あちこち店を回ってたら、たぶん同じメーカーなんじゃないかってやつが見つかってさ。せっかくだし、志保にあげたいなと思って」

志保「………」

P「……志保? どうしたんだ。ひょっとして、白猫は好きじゃないとか」

志保「いえ……そういうわけではないです。猫は、色に関係なく好きなので。ただ」

P「ただ?」

志保「こうも同じことを考えていると、面白いなと思って」ガサゴソ

志保「私からも、プロデューサーさんへプレゼントです。白猫のキーホルダー」

P「あ……俺に? なんで?」

志保「なんでって……今日、プロデューサーさんの誕生日じゃないですか」

P「………あっ!? 忘れてた!」

志保「まったく……気付くの、遅すぎです」

P「ありがとう、志保! ひょっとして、わざわざ志保のと同じ猫を探してくれたのか?」

志保「別に、たまたま見つけただけです。たまたま、アクセサリーショップを回っていたので」

志保「でも、同じものを見つけていたんですね。意味、なかったかも」

P「そんなことないよ。志保が俺のために選んでくれて、買ってきてくれたものじゃないか。すごい価値があるよ」

志保「そう、でしょうか」

P「そうだよ。だから、この猫たちは、しっかりお互いに贈り合おう」

志保「……わかりました」

志保「どうぞ、プロデューサーさん。お誕生日おめでとうございます」

P「どうぞ、志保。白猫と黒猫で、仲良くさせてやってくれ」

志保「はい」クス



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