海未(執事)「雪穂お嬢様、起床のお時間です」 雪穂「んん〜・・・後5分・・・」
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17: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2018/05/06(日) 09:28:00.51 ID:Ajs3KWNf0

亜里沙「雪穂は他に誰かとお菓子交換するの?」

雪穂「んー・・・。特には。あっ、でもこの前お姉ちゃんにあんこ入りのチョコあげたっけな」

亜里沙「あんこ入りのチョコ!? そんなのあるんだ! 絶対おいしいよそれ! 穂乃果さんいいなー」

雪穂「うん。お姉ちゃん、怒る程喜んでいたよ。妹ながら良いことをしたね」

亜里沙「亜里沙ももっと色んなお菓子が食べたいから、色んな人とお菓子交換したいな〜」

雪穂「あのね、亜里沙。亜里沙も誤解しているようだから言うんだけど、バレンタインデーってお菓子を交換する日じゃなくて、好きな人にチョコをあげる日なんだよ、一般的には」

亜里沙「そうだったの? あっ! それでも亜里沙正しいでしょ? だって一番好きな人にチョコあげたよ」

雪穂「えっ? ・・・あ、ああ、そういうことね。・・・そうやって面と向かってハッキリ言われるとちょと恥ずかしいと言うかなんというか・・・///」テレテレ

亜里沙「ふふーん」


亜里沙「ねえねえ、雪穂。好きな人で思い出したんだけど、さっきの国語の授業とっても面白かったの! 雪穂はどう思った?」

雪穂「えっ? な、なんだっけ・・・?」

亜里沙「また授業中寝ていたの? もー雪穂はー」

雪穂「ね、寝てないよっ。ただ、ちょっと考え事してて・・・。えっと、どんな授業だったの?」

亜里沙「あのね、平安時代のお話を先生がしてくれたんだよ」

雪穂「平安時代?」

亜里沙「うん。平安時代ではね、夜に寝ている時に見る夢が特別だったの。夢の中に想い人が出てくるとね、その想い人も自分の事が好きって事なんだって。きっと現実で直接会いに行くのは恥ずかしいから夢の中で会いに行くんだよ。こういう奥ゆかしさって胸が ほわぁ ってなるから好き!」

雪穂「へえ」

亜里沙「そういえば俺君は夜中眠っている時に、課長から『勤務中に寝るな!』って怒られる夢を見て飛び起きることがしょっちゅうあるんだって。きっと課長さんは俺君が大好きなんだね。オエーッ、だね」

雪穂「そうだね」

亜里沙「亜里沙はね、昨日の夜は雪穂と遊んでる夢を見たよ! ・・・ってことは雪穂は亜里沙のことを? きゃー//////」パタパタ

雪穂「んっ、うん・・・まあ//」

亜里沙「雪穂はどう? 昨日の夜は亜里沙が夢に出てきた?」

雪穂「私? 私が昨日見た夢は―――」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
海未「このチョコを公野先輩に差し上げる・・・? 冗談じゃありません。これほどまでにお嬢様の心のこもった・・・雪のようなチョコと・・・雪穂お嬢様を手に入れられるのならば・・・私は神にでも逆らってみせます」スーッ...

雪穂「う、うみ・・・・」ドキドキ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



雪穂「ふぁぁぁ///////」項垂れ

亜里沙「どうしたの?」

雪穂「な、なんでもない・・・/// ふー・・・・///」

亜里沙「それで? 雪穂の夢には誰が出てきたの?」



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