854: ◆9OydVuNlLY[digital devil saga]
2019/03/05(火) 23:54:29.09 ID:wdaYcINk0
Info.>経験値+4!(現在13)
……
時:夜
場所:池袋 地上 地下街前
炎の壁が消えた池袋だが、阿修羅会にもハンターにも守られていないため新たにここへ近づく者は少ない。
悪魔が徘徊しさえする地下街のターミナルが、現状では唯一の利用価値だ。
そんな人気のない池袋に、一人の男が立っている。
丸い水晶のグリップがついた高級そうな杖(ケイン)と、
オパールのような虹色に輝く液体の入ったグラスを持っている。
ラグジュアリーズの紳士のような出で立ちで、シルクハットを被っている。
紳士風の男「やぁ、お嬢さん」
その男からはただならぬ気配を感じるが、敵意はなさそうだ。
紳士風の男「私はサンジェルマンという者だ。君の名前をお聞かせ願いたい」
ヨツバ「私はヨツバと申します」
サンジェルマン「ありがとう。ではヨツバ、君は宝石を持っているね?」
ヨツバ「確かに、以前拾ったものがありますが……」
サンジェルマン「この東京が覚めぬ眠りにつく以前であれば、それは多大な価値をもっていたものだが」
サンジェルマン「今のここでは実用品の価値が高く、相対的に二束三文の嗜好品として扱われている」
サンジェルマン「阿修羅会の店は勿論のこと、そうでないところで取引しても、芳しい結果にはならないことだろう……」
サンジェルマン「だが、この私にそうするつもりはない」
サンジェルマン「君が宝石を対価に差し出すのであれば、私もまた、等価交換をもって応えよう」
つまり……宝石商か。
彼の言うことが事実であれば、宝石で取引する場合は彼のところへ持ってくるべきらしい。
サンジェルマン「さぁ、品揃えは少ないが、これらは貴重な品々だ。きっと御眼鏡に適うことだろう」
サンジェルマン「じっくり見ていくといい」
多数決安価:どれと交換する? ↓1から2票先取
1.魔導書・薄……読むと経験が得られる魔導書。入手時に消費し、経験値+2。宝石1個と交換
×.ゲームコイン……とても珍しいコイン。死亡後、カロンに渡すことで蘇生できる。宝石2個と交換
×.蘇りの大秘宝……こぶし大の黄金像。死亡時に消費し、蘇生する。戦闘中に死亡し、その戦闘をやり直す場合、一度だけその戦闘時間を1レス伸ばす。宝石3個と交換
×.次元の砂時計……一見ただの砂時計。一度の戦闘中に一度だけ使用できる。その戦闘での戦闘時間を2レス伸ばすことができる。宝石3個と交換
2.何も交換しない
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