82:死んでもカロンがいるので
2018/05/06(日) 17:34:41.44 ID:ANrtU6sD0
Info.>ワルター・ヨナタン・イザボーの好感度+1!
ヨツバ「はっ!」ブンッ ガキンッ
何度刀を振るっても、刃が通らない。
ヴォジャノーイ「くそっ、マハジオ!」バチチッ
何度魔法を放っても、鎧に傷一つない。
ヨツバ「はぁ、はぁ……こんなことが」
黒きサムライ「んー、やっぱりまだまだね」
黒きサムライが向かってきて、拳を振る。仲魔が消える。もう一度振る。
いずれも人間とは思えない速度で行われた。私もかわすことができず、拳が腹にめりこむ。
あっという間に私の意識が遠くなる中、誰かの足音が聞こえていた。
この後、増援に来たフリンたちはあっさり黒きサムライに全滅させられ、
私も含め怪我の治療が行われた後寄宿舎へ運び込まれたらしい。
……
時:翌朝
場所:寄宿舎 ヨツバの部屋
朝目が覚めて、民を守るために戦うサムライが一人の黒きサムライによって大打撃を受けたことにショックを受けるよりも、
あれだけ強大な敵に殺されず、未だ自分が生きていることに安心してしまっている。
……皆は、どうしているだろうか。
いつになくはっきりしない頭で呆けていると、バロウズに声をかけられた。
バロウズ「おはよう、マスター。緊急集会のお知らせが届いているわよ」
……
時:緊急集会直後
場所:アキュラ像広場
信じがたいことが起きた。
サムライの掟では、ナラクの第四層以降は立ち入りが認められていない。
そして、今修道院から下された命令では、ナラクを抜け、地下に存在するケガレビト(神の加護がない、文字通り穢れた人種のこと)の里へ行けという。
さらに、ケガレビトの里に存在する魔法の遺物(ミカド国にあるものでいうと、ガントレットもこれにあたる)は持ち帰って修道院に納めよと。
その目的はナラクを抜ける黒きサムライが目撃され、その身柄の拘束のためやむなく、といった風だったが……
ワルター「……ヨツバ。ヨツバ!」
ヨツバ「……! は、はい」
ワルター「珍しく寝ぼけてんな。怪我が治りきってねえんじゃねえのか」
ヨツバ「い、いえ。もう大丈夫です」
ワルター「ならいいがよ……お前はどう思う?」
ヨツバ「どう、とは?」
ヨナタン「サムライの掟で禁じられているナラクの通り抜けを修道院に命じられている」
ヨナタン「この修道院のクエスト、受けるべきかどうか……意見が分かれていてね」
ヨナタン「君の意見が聞きたい」
安価なし:ヨツバの選択
受けるべき
下一桁判定:フリンの選択 ↓1
1,3,5,7,9,0 受けるべき
2,4,6,8 受けるべきでない
ゾロ目 ??
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