787:今夜は1レスのみ? ◆9OydVuNlLY[digital devil saga]
2019/02/27(水) 00:59:01.78 ID:h+Nalq4s0
ヨツバ「ザンマ!」ヒュゴッ
ワルター「こいつも……食らいやがれ!」ジャコッ シュオッ ドバンッ
セイオウボ「ええい、鬱陶しい!」グググ
衝撃属性の魔法・ザンマと、
衝撃属性の弾薬・シルフショットを装填したバズーカ。
それらの攻撃を連続で受けた時、セイオウボの動きは一瞬止まる。
妖術で守りを固めていた時は弱点のあるような反応は見られなかったが、
今のセイオウボにはこれが効くようだ。
ワルター「行けるぞ!このまま押し切れば……ぐっ」ポロッ カランッ
次弾を装填しようとしたワルターがそれを取り落とす。
ヨツバ「ワルター!」
ワルター(ちくしょう、こんな時に)
ワルター(目が霞んで来やがった……血を流しすぎたかッ)
妖術を破るより前、不利な戦いを続けて着実に消耗していたことがここで響いた。
バロウズ「マスター、敵の反応増大中よ。マズいかも」
ヨツバ「!?」バッ
セイオウボ「気付いたようじゃが、一手も二手も遅いわ」ブワッ
指先が鉤爪のようになった、獰猛さを顕にした桃色の手が、
セイオウボの背中から十本も二十本も伸び、
自身の周囲を引っ掻き回す。
その内一本がヴィゾフニルを捉えると首根っこを掴み、
セイオウボの許へと運んでいく。
ヴィゾフニル「まずいっ、ジオンガ!」バヂヂィ
ヴィゾフニルの放つ電撃にひるむ様子も全くないまま、
セイオウボは口を大きく開き、そしてヴィゾフニルに向かってかじるような仕草をした。
するとヴィゾフニルの姿は消え、セイオウボの口元から血が滴った。
ヨツバ「喰らった……!?」
これまでの攻撃でつけてきたセイオウボの傷が一つ、また一つと塞がっていく。
ヴィゾフニルを喰らったそばから、己の活力に換えているのか。
私はその様を直視し、一瞬足を止めた。
私たちが強力な悪魔と戦う時、敵の一瞬の隙は攻撃のチャンスだが、
逆に私たちが一瞬でも隙を晒したならば、死んだとしても不思議ではないこと。
桃色の手の内一本が私の胴を掴んだ。
強引引き寄せられ、腕や脚が逆方向に引っ張られる。
セイオウボ「汚れているのが気に入らぬが、まずはお主から喰ろうてやろう」
セイオウボが口を開き、そして閉じた。
下一桁判定:女王の虐食が直撃 ↓1
1〜2 ヨツバ死亡(あの世へ)
3〜6 噛み砕かれた(続けて戦闘。難易度低下)
7〜9 丸呑みされた(続けて戦闘。難易度大きめに低下)
0 一寸法師(戦闘終了)
ゾロ目 ??
963Res/471.22 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20