660:最近何も思いつかず選択肢がスカスカに ◆9OydVuNlLY[digital devil saga]
2019/02/11(月) 21:27:48.37 ID:Bk8m8P0/0
……
場所:新宿地下街 人外ハンター商会新宿支部
新宿地下街にも人外ハンター商会の支部が存在する。
入ってみると、内装なども含め渋谷のそれと変わらないようだ。
カウンターに近づくと、この支部のマスターらしき男が話しかけてきた。
マスター「あんたがヨツバか。クエビコの件は噂になってるぜ」
マスター「正直俺は話半分に聞いてたんだが……」
マスター「なるほどな」
マスターはニヤリと笑った……ように見えた。
マスター「で、何か用か?」
私は席に着き、メニューを見て注文する。
ヨツバ「この……ユルム茶?を一つ。あと、池袋までの道を教えていただけませんか」
マスター「池袋ねぇ……ま、詮索はしないがね」
マスター「ほれ、ユルム茶……のレプリカだ」
さほど待たない内に、私の前にカップが置かれた。
泥水のような色合いの液体が入っている。
わずかに甘い匂いがする。
ヨツバ「……いただきます」
紅茶のような酸味はなく、純粋に甘みを感じる。
見た目に反してさらさらしており、飲みやすい。
薄味だが、茶というよりはジュースのようなものなのだろうか。
以前に食べたチャーハンなどと違い、この飲み物にはあまり違和感がない。
マスター「不思議そうな顔してるな。天井から来た新顔ってのもホントらしい」
マスター「今の東京は確かに食い物の質はよくねぇが、水は豊富にあってな」
マスター「飲み物のレプリカはマシなものができるのさ」
地上に毒の沼などがあるのに、きれいな水は手に入るのか。
どこかに大きな井戸があるのだろうか?
マスター「ところで、スマホの登録名も"ヨツバ"でいいのか?」
ヨツバ「はい」
マスター「……あった。よし、地図を送るぜ」カタカタ
マスターが奥のパソコンを操作すると、ガントレットに地図が送られてきた。
新宿から池袋までの道のりが書き込まれている。
ヨツバ「ありがとうございます」
多数決安価:何をする? ↓1から2票先取
1.代金を支払って立ち去る(何もせず自由行動終了)
2.(その他の自由な行動 よほど無理がなければ採用)
×.チャレンジクエストを受注する(池袋行きが決まっているため選択不可)
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