632: ◆9OydVuNlLY[digital devil saga]
2019/02/09(土) 23:52:06.08 ID:UEcM027o0
私とフリンがクエビコに近づくのを見て、前衛で戦っていた阿修羅会構成員と人外ハンターたちが引いていく。
それを追わせないため、私はクエビコに声をかけた。
ヨツバ「都庁を支配し東京の民に仇なす悪魔、クエビコ。ここからは私たちが相手です」
クエビコ「……人間はすぐに争いたがる」
クエビコ「たった二人で、このクエビコを討ち、新宿の地を奪わんと欲するか」
クエビコ「貴様らから先に粉みじんに切り刻み、後ろの者共とまとめて地の肥やしにしてくれよう」ブォンガガガ
クエビコが赤い風を纏った手を振るうと、赤い尾を引く五つの指先・アクセルクローが床を抉る。
フリン「!」サッ シュオッ ドバン
ヨツバ「ジオンガ!」バヂヂッ
フリンは後ろにかわしてバズーカで反撃し、私は右にかわして魔法で反撃する。
炸裂したロケット弾はクエビコの体をわずかに削り、電撃は体を構成する土塊の一つにヒビを入れた。
フリン「効かないわけじゃないらしいが……僕はこの手で行こう」ポイッ ガシャン
フリン「パトリムパス、来い!」SUMMON ヒュゴッ
麦穂の冠を被った若者の姿の、海と水を司るという悪魔だ。
パトリムパス「陸(おか)野郎にひと"泡"吹かせてやろうぜ、ラクンダ!」フォフォン
ヨツバ「ユルング、私たちは攻撃です」SUMMON ヒュゴッ
ユルング「承知するは私」ブォオッ
ラクンダがクエビコの防御力を下げたところにユルングのアイスブレスが吹きかけられると、
クエビコの体表に霜ができて白くなっていく。
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