627:やられ台詞書いてるとなんだか彼岸島チックに見えて仕方ない ◆9OydVuNlLY[digital devil saga]
2019/02/09(土) 04:02:58.93 ID:UEcM027o0
……
時:十数分後
場所:都庁前広場
私たちの一団は何事もなく、都庁と呼ばれるビルの前に到着した。
それは周囲のビルよりも大きく、何か特別な役割を持った施設なのだろうとわかる。
先頭に立っていた阿修羅会の男は今一度全員に指示を出す。
先頭の男「最終確認だ!」
先頭の男「都庁の中は悪魔の結界になっているが、形は迷路じゃねえ。入ってすぐに例の悪魔がいる」
先頭の男「俺たちは一気になだれ込み、すぐ攻撃を仕掛ける。先手必勝だ」
先頭の男「だが追い込まれた場合は後衛に回り、立て直しと前衛の援護を優先する」
先頭の男「命あっての物種だ。焦ってヘタこくんじゃねぇぞ」
先頭の男とそれに付き従っていた数名の男が扉の左右に立ち、素早く開けようと準備をする。
そしてそれ以外の者たちが各々武器を構えたのを確認すると、扉を開いた。
開かれた扉の中へ、阿修羅会構成員や人外ハンターたちがなだれ込んでいく。
フリン「よし。僕らも続くぞ」
ワルター「ああ、行くぜ!」
……
場所:都庁内部 結界内部
扉一枚隔てた先に広がる悪魔の結界。
突入した者たちはその主と思しき一体の悪魔に立ち向かっている。
その悪魔の容貌は、およそ5メートルほどの高さを持つ出来損ないの土人形といったところか。
体は主に土塊で構成され、腕や脚が歪な形になっており、髪の代わりに長い芝が頭からまっすぐ生えている。
ガントレットによれば地霊クエビコという悪魔のようだ。
「うわああああ!!」パンパン
「いやだッ 来るなぁぁ!!」パララララ
クエビコ「礼を欠いた人間共よ、ここで我に喰らわれるがいい」ブォオ
「ぎゃっ、うっ、ごふっ」ドンッゴッドシャァ
「ひ、ひいいい!!」
クエビコは体にめりこむ弾丸をものともしない様子で、阿修羅会構成員や人外ハンターたちを吐息や拳で吹き飛ばしている。
武装した人間が簡単に吹き飛ぶ様を間近で見て戦意を喪失する者もいるが、
そうでなくとも既に戦闘不能者が出ており、形こそ前衛と後衛に分かれているが、戦いとしては全体的に守りに入っているように見える。
ワルター「チッ……思ってた以上にやりやがるようだな」
フリン「負傷者が多いか……僕らはどう動く?」
ヨナタン「ヨツバ、ここは君の判断に任たい」
ヨツバ「……」
多数決安価:ヨツバはどうする? ↓1から2票先取
1.フリンたちと共にクエビコへ挑む(フリンがいるので勝利確定。戦果は経験値+2)
2.クエビコ討伐をフリンたちに任せ、負傷者の救護に回る(フリンたちがクエビコを倒す)
3.フリンたちに救護を任せ、単身クエビコへ挑む(クエビコとの戦闘へ。中程度のリスク)
4.(その他の自由な行動 よほど無理がなければ採用)
下一桁判定:??? ↓1
1〜4 (なし)
5〜7 違和感
8〜9 疑念
0 確信
ゾロ目 策
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