597:あまり必要を感じない本人証明 ◆9OydVuNlLY[digital devil saga]
2019/02/05(火) 02:39:08.36 ID:O4riecCy0
ヨツバ「……」
私は一度深呼吸をして、ゆっくりと答え始める。
ヨツバ「皆(みな)が何のために生きているかを問うのであれば、答えを持つのは私ではなく、皆それぞれです」
ヨツバ「今の生活に納得できないあなたのような人もいれば、全てを受け入れている人もいるでしょう」
ヨツバ「『何のために』の前に、阿修羅会の庇護なくして生きられる人そのものがわずかなのですから」
ヨツバ「それらの考え方は、どちらも正しいのかもしれません」
ヨツバ「しかし、あなたが阿修羅会の手段に賛成できないように、私はあなたの手段に賛成できない」
ヨツバ「むやみに、そして無理矢理に、他者を悪魔に変えるなど……」
私はどうしても、望まぬ人を悪魔に変えることについて納得がいかなかった。
だから、私はデュラハンの考えを受け入れることができない。それが結論だった。
デュラハン「……フン 『人それぞれ』ってわけ。随分優柔不断で、結構なことね」
デュラハン「アタシはアタシが正しいと信じてるわ。理解されないことを自覚してるから強硬手段に出てる。世直しにはよくあることでしょう?」
デュラハン「アンタは甘い……いや、潔癖すぎるのかしらね。アタシにとって、気に入らない感じがするのよ」
デュラハン「……でも、そうね。アンタ、私をすぐに殺すつもりはないんでしょう」
デュラハン「アタシももう、一人の悪魔として野に生きることにする。人間を悪魔にして回るのはやめるって誓うわ」
デュラハン「だから、見逃してちょうだい。……お願いよ」
決着はついている。実力の差が明らかだったのだから、命乞いも当然のことだ。
多数決安価:デュラハンを見逃す? ↓1から2票先取
1.見逃す(デュラハンが次に敵として出現する場合、大幅に強化されます)
2.ここでトドメを刺す
3.(その他自由な発言・行動 面白ければ採用)
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