594:原作では見逃すとすぐに逃げられるんですが、戦闘描写で動けなくしちゃったのでおまけ ◆9OydVuNlLY[digital devil saga]
2018/07/02(月) 00:21:53.13 ID:mbJekdip0
Info.>速+1!
息を整えた私は、すぐにとどめを刺すことをせず、デュラハンに問いかけた。
ヨツバ「あなたの言う真実とはなんですか?」
立ち上がれず片膝をついているデュラハンが答える。
デュラハン「その日の食事にありつけるかわからない。ありつけてもお世辞にもおいしいとは言えない悪魔肉」
デュラハン「地上には悪魔がのさばっていて出れば死ぬ。地下には得られるものなんてもう何もない」
デュラハンが片手に持った首(中は空洞で被り物のようになっている)が歯ぎしりをする。
デュラハン「こんな有様の東京で、みじめに生きている意味なんてないでしょう」
デュラハン「だから私は赤玉を配ったのよ!阿修羅会の、タヤマの奴隷から解放するためにッ!」
ヨツバ「確かに地下街で生きる人々に自由は少ないかもしれません」
ヨツバ「しかしそうだとしても、阿修羅会の奴隷などというのは言いがかりです」
ヨツバ「彼らは悪魔を抑えつけておくために赤玉を作り、東京の民を、秩序を守っている」
デュラハン「ハッ、大した詭弁じゃない」
デュラハン「守られて、ただ生きているからといって、奴隷じゃないなんて言い切れるのかしら?」
デュラハン「じゃあそうやって守られているみんなは、何のために生きているのよ」
デュラハン「……答えてみなさいよッ」
自由安価:デュラハンの問いに答える ↓2まで
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