480:都庁クリア=護符を入手する なので今すぐ行きたい場合恐らくフリンに同行することに ◆9OydVuNlLY[digital devil saga]
2018/05/15(火) 23:52:41.65 ID:vdXgXYLk0
ヨツバ「結界の主を倒します」
バロウズ「昨日の今日でチャレンジャーね」
ヨツバ「ここと目黒駐屯地の悪魔は渋谷にいた悪魔とほぼ同レベルなので、今の私でも充分可能なはずです」
扉を開き、結界へ踏み込んだ。
……
場所:原宿警察署 結界内部 最奥部
やはり道中の悪魔は問題にならなかった。
そして最奥のこの部屋には、小柄な悪魔が一匹、こちらを見上げている。
ジャックフロストと黒木サムライを足して3で割って恐ろしさを引いたような姿の悪魔は、その名をデモニホと言うらしい。
デモニホ「ホー……」
デモニホ「気をつけッ!!」
ヨツバ「はっ」ザッ
……つられてつい、気をつけをしてしまった。
デモニホ「女子供が戦場に来るとは舐めているのか?」
デモニホ「それも女かつ子供とは、貴様は俺を怒らせて喜ぶマゾクラブの会員ナンバー1だな!」
ヨツバ「……は、はあ?」
デモニホ「貴様の目当ては分かっている。俺が確保している大量の銃火器だろう?」
デモニホ「……どうした!上官が質問しているのだぞ!速やかに答えろ!そのクソ長い髪でマフラー編んで売り飛ばすぞ!」
ヨツバ「い、いいえ。私は悪魔の結界を消しに来ました」
迫力があるわけではないが、この悪魔にはどこか有無を言わせない雰囲気があり、私は返答を余儀なくされた。
デモニホ「嘘をつくな!気合の入っていない奴が俺を倒せるか!お前がどんな使命を帯びてここへ来たか言ってみろ!」
ヨツバ「悪魔の結界を消しに来ました!」
デモニホ「ふざけるな!大声出せ!お前が勲章代わりにつけてる脂肪の塊よりもだ!」
ヨツバ「悪魔の結界を消しに来ました!!!」
デモニホ「良し」
デモニホ「では俺に挑戦する権利をやろう。嬉しいか!?」
ヨツバ「はい!嬉しいです!」
デモニホ「嬉しいなら早く顔面に伝えて、嬉しい顔をしろ!!」
ヨツバ「……はっ?」
デモニホ「カタナガール、三秒やる。三秒だぞ、マヌケ――」
デモニホ「――その辛気臭い面をやめないなら脇腹くすぐって涙を流させてやる!」
デモニホ「1!2!3!」
ヨツバ「……で、できません、教官」
デモニホ「ふざけるな!殺してから脇腹くすぐってやる!!」
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