439:意外と長話になってる ◆9OydVuNlLY[digital devil saga]
2018/05/15(火) 00:28:42.08 ID:vdXgXYLk0
Info.>魔+1!
ヨツバ「いいえ、ご挨拶したかったのも事実です」
ヨツバ「東京で活動するに当たり、その秩序を担われている阿修羅会の方々とは、友好を深めておきたいと考えているので」
アベ「そうかい。で?」
ヨツバ「黒きサムライについて何かご存知ありませんか?」
アベ「その名前しか知らねえ」
ヨツバ「なるほど。池袋に出入りできなくなった原因の悪魔については?」
アベ「セイオウボの話か。ふん、放っておきゃその内消えるだろうよ」
アベ「ガイア教の連中が討伐の動きを見せてるらしいからな。奴ら、力だけは無駄にある」
ヨツバ「ガイア教?」
アベ「ああ?お前それも知らねえのか? ……面倒だ、その辺のヤツに訊け」
ヨツバ「しかし、多少は民が取り残されているのではありませんか?」
アベ「ならおサムライさんに訊くが」
アベ「神の教えに背いて天罰が下った奴に手を差し伸べるのか?」
ヨツバ「ありえませんね。なるほど、納得しました」
阿修羅会の男A(オイオイオイ)
阿修羅会の男B(それで納得するのかよアイツ)
アベ「ま、そういうことだ。元々つけあがったヤツらの蒔いた種なんでな。阿修羅会に助けるつもりはねえ」
ヨツバ「わかりました。では最後に一つお訊ねしたいのですが」
ヨツバ「貴方は何故ハレルヤを拾い、部下として育てているのですか?」
ヨツバ「貴方にとってハレルヤは、どのような存在なのですか?」
アベ「…………」
アベは珍しく考えるそぶりを見せ、それから口を開く。
アベ「便利に使えそうなガキ」
アベ「それだけだ」
963Res/471.22 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20