240:今回は1ですね[saga]
2018/05/09(水) 00:03:18.13 ID:2AU0cWpe0
……
ヨツバ「はぁあっ!」ブンッ ブワァ バババンッ
タルカジャで強化された会心波で、悪魔の群れ最後の一塊を吹き飛ばす。
囲まれてしまい仲魔への被害も大きかったが、これで一息つくことができる。
山とある悪魔の死体の中で休憩し、移動を再開しようと思ったところで、バロウズが通信を知らせた。
バロウズ「マスター、通信よ。私の知らない人みたい」
誰だろうか?
ヨツバの父『ヨツバ。東京ではうまくやっているかね』
父だった。
成人の儀式からほんの数日間会っていないだけなのに、
その声がとても懐かしく思える。
ヨツバ「お父様!はい、息災です!」
ヨツバの父『それは何よりだ』
ヨツバの父『……今、近くに人はいるかね?』
どうしてそんなことを聞くのだろうか?
ヨツバ「いいえ」
ヨツバの父『ふむ。ではヨツバ、落ち着いてこれから私がする話を聞き、しっかりと覚えなさい』
……父は私に様々なことを教えたが、こんな言い方をされるのは初めてだ。
私は父の話し方に、得も言われぬ不安を覚えた。
ヨツバの父『池袋という町のジュラク堂書店へ行き、学問の本を探して読みなさい。なるべく多く……』
ヨツバの父『勉強熱心なお前が、もういやだと思うくらい、たくさん読みなさい』
ヨツバの父『そしてこの話は、誰にもしてはなりません。他人はもちろんのこと、同胞や、たとえ天使様であっても』
ヨツバの父『無事を祈る。しばらくしたら、また連絡しよう』
ヨツバ「お父様? ……お父様?」
バロウズ「もう通信を切られたみたい」
重要な話であり、誰にもしてはならぬ話であり、そしてそれは私だけでなく、父も同じ条件であるかのようだった。
私は自分のことよりも、父が心配になった。
レベルが1上がった!
選択安価:どのステータスを上げる?(1つ) ↓1
力4……体が丈夫になる。物理攻撃の威力が上がる。
技0……感覚が鋭くなる。銃攻撃の威力が上がる。
速1……素早くなる。逃走成功率と追撃能力が上がる。
魔1……魅力的になる。魔法の威力が上がる。
運1/2……運がよくなる。ギリギリの勝負で勝ちやすくなる。
選択安価:どちらの道へ進む? ↓2
1.天王洲へ
2.六本木方面へ
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