安価とコンマで真・女神転生W
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215:元々ネームド並のユニークキャラだったけど名前つけるとやっぱ違う
2018/05/08(火) 21:59:59.47 ID:Tl8REhO00
Info.>タカギ初期好感度5!

……
時:南砂町ターミナル解放から数十分後
場所:六本木ヒルズの一室


ピリリリリ……

タヤマ「もしもし」

特徴的な声『タカギです。タヤマさんお疲れ様です』

タヤマ「ああ、お疲れ。上野の件の追加報告か?」

タカギ『あ、いえ、関係あるといえばあるんですが……』

タカギ『えっと、まず、南砂町のターミナルもやられました。すんません』

タヤマ「……ほう。ま、長距離移動はできても毒沼込みで考えると利便性が低いってんで廃棄予定ではあったからな。懐は痛まん」

タヤマ「だが、だからこそ、一体誰が何のためにそんなことをしたんだ?」

タカギ『そう、それなんすよ。そいつ、着てる服が上野の小僧とそっくりだったんです』

タヤマ「だから計画的な意味のある奪取……でもねえな。確かその小僧はターミナルの結界のことを知らなかったんだろ」

タヤマ「知り合いである可能性は高いだろうが、だからどうした?」

タカギ『そいつも小僧と一緒でスマホを持ってて、悪魔と組んで戦ってたんですが、ただ強かっただけじゃねえ』

タカギ『こう……見どころを感じたんすよ。あの一戦でビビっと来ました』

タヤマ「ターミナルを守って戦い続けて20年のお前が言うなら、その見立てにも間違いはなさそうだが……」

タヤマ「で、結論はなんだ?杭が出る前に打ちたいから人をよこせってことでいいのか?」

タカギ『いえ、逆です。あいつが小僧と同じように物を知らねえとしたら……』

タヤマ「……丸め込んで駒にできる、ってわけか」

タヤマ「いいだろう。手配書くらい出してやる」

タカギ『あ、ありがとうございます!』

タヤマ「んじゃ、人相が要るな。戦闘記録から、そいつの特徴がわかる写真を出してくれ」

タカギ『へえ。今送ります』

ピピピピ

タヤマ「よし来た。ん?女だったのか。てっきり俺ぁまた小僧かとばかり――ッ」

タヤマ「……こいつぁえらく……"特徴的"、だな」

タカギ『でしょう?ひと目見ればこいつだってわかりますよ』

タヤマ「誰より仕事にマジなお前のことだ。これで実力も本物なんだろうが……」

顎に手を添えるタヤマ。

タヤマ「……これは……もしかすると今のあのプラン以上に使える……今の東京の情勢なら……充分、いや十二分にアリか……」ブツブツ

タカギ『タヤマさん?どうかしたんすか?』

タヤマ「あ、ああ。何でもねえ。手配書を出そう」

タカギ『はい。失礼しやす!』

ピロン

タヤマ「……まずは暇してる奴らを集めて会議、だな」ギィ

高級そうな椅子から立ち上がり、タヤマは自室を後にした。


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