21:名無しNIPPER
2018/05/05(土) 19:20:01.44 ID:junBuy4V0
ワルター「ん、一人まだ来てねぇ……まさか寝坊かあ? 見に行った方がよさそうだな」タッタッ
ヨツバ「初めまして。私、ヨツバと申します」
ナバール「おお、君もラグジュアリーズのようだね。となるとカジュアリティーズはあの二人だけか」
ナバール「私はナバールだ。よろしく頼むよ」
ナバール「……少し顔色がよくないね。サムライになるのが不安なのかい?」
ヨツバ「ええ。私、父のように修道院でお国のために働くのが夢でしたので」
ナバール「まあ、安心するといい。これから私達は同じサムライ同士、助け合って行くのだ」
ナバール「君が窮地に立たされた時、必ず馳せ参じて助けてみせるとも」
……父がよく「こんなラグジュアリーになってはならない」と言っていたのと、全く同じような精神のつくりをしているようだ。
民は平等だというのに、ラグジュアリーズが上でカジュアリティーズが下だと思っている者が多すぎる。
知的労働と肉体労働を分業しているから暮らしぶりが違うだけだというのに。
学校で何を学んで来たのだ?
ワルター「ったく、初日に寝坊するヤツがあるか」タッタッ
フリン「すまない、起こしてくれて助かったよ」タッタッ
全員揃ったところで時計を見てみると、ちょうど時間になったようだ。
サムライ頭(がしら)のホープ殿が来られ、説明が行われる。
963Res/471.22 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20