安価とコンマで真・女神転生W
1- 20
15:忘れてました 全国ナバールファンの皆さんごめんなさい
2018/05/05(土) 18:30:18.38 ID:junBuy4V0
カジュアリティーズの少年だ。着ているものの質が悪いのはもちろん、身だしなみへの意識がまるで感じられない。
自信満々といった風だが、成人式に出るのに張り切る必要があるのだろうか。わからない。


イサカル「なああんた、ここで待ってるのも暇だし話でもしないか?」

ヨツバ「……初対面の人間と話をしようというなら、名乗るべきではありませんか?」

イサカル「え?あ、そっか。俺はイサカル。キチジョージの村……って言ってもわかんねえか」

イサカル「まあ見ての通りカジュアリティーズだ。今の所はな」


呆れた。本気でサムライになれると思っているのか?
このような者がもしラグジュアリーズになったらと思うとめまいがしそうだ。


ヨツバ「私はヨツバ。行ったことはありませんが、キチジョージがどこにあるかは知っています。学校で習いました」

イサカル「ラグジュアリーズのお嬢さんが来ることなんて一生ねえだろうなあ」

イサカル「城下町に比べりゃなんにもないところで、来たってつまらんだろうし」ハハハ


何が面白くて笑っているんだ?と思っていたのが表情に出たのか、もうひとつ後ろの少年が口を挟んできた。


フリン「よせよイサカル。……すまない。僕はフリン。こいつが失礼なことを言ったようなら、僕の方から謝るよ」

ヨツバ「いいえ、よいのです。カジュアリティーズですから、無理もないことでしょう」


少し、フリンとやらに嫌な顔をされた気がした。
教育の行き届いていないカジュアリティーズの振る舞いが粗野なのは仕方のないことだ、と言っただけなのだが。
……見れば、イサカルとやらは露骨に嫌な顔をしている。
修道士の子として言動には注意を払っているつもりだが、失敗したようだ。
カジュアリティーズと話すのは難しい。


ヨツバ「……私も、失礼なことを言ったようですね。謝罪します」ペコリ

イサカル「お、おお?いや、うん。いいんだ。お互い様……だしな」


今度は驚かれた。カジュアリティーズはわけがわからない。
彼らを管理する立場の人間は大変そうだ。


イサカル「しかし、ヨツバって言ったか?珍しい名前だよな。ラグジュアリーズだからってわけでもないだろう」

フリン「そういえばそうだな。……ヨツバ、ヨツバか」

ヨツバ「確かに珍しい名前ですが……フリン殿、何か?」

フリン「誰かに似ている感じがするんだ。うまく言えないが、他の名前とはつくりが違う、そんな名前を誰かが……」

イサカル「ああそうだ、名前といえば、昨日宿でよ――」


とりとめのない話をしていると、時間になって成人式が始まった。
横一列に並んだサムライたちの前へ行き、真ん中のサムライからガントレットを受け取って装着し、外して返却する。
この流れを繰り返し、一人、また一人と列が消化されていく。


フリン好感度0→1(顔見知り)
イサカル好感度0→1(同上)


能力値(???)をコンマ下一桁で決定
フリン遭遇ボーナスをコンマ下二桁目で決定
ゾロ目で+α
↓1


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
963Res/471.22 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice