43:名無しNIPPER[saga]
2018/05/08(火) 22:35:28.28 ID:n2LuqW4W0
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叢雲「で、そこで水やりしてる電がカスミックス……雷のレシピの未記載部分への手がかりね」
陽炎「あの、なんかその、申しづらいのですが……」
叢雲「目が死んでること?雑草に水やってること?」
陽炎「どっちもかなぁ……」
叢雲「私の同期で唯一の生き残りだった……もうじき引退することになると思うから、あんまり気にしないでやってね」
不知火「荒潮はこうなる事を分かって、嫌がらせのつもりだった訳ですか」
叢雲「仲間の事は引きずらないのが伝統だし、暗黙の了解だけど……ま、全員が割り切ってるわけじゃないって事よ」
陽炎「……」
叢雲「時津風や白雪の事、聞いてるけどね。全員そうできたら、秘書艦に手当つかなくなるわよ」
不知火「あの作戦は鎮守府の総意では……ましてや、陽炎の望んだものではありません」
叢雲「そりゃ知ってるわよ。そもそも雪風と白雪を投入して、瑞鶴さんまで控えさてた訳だし」
不知火「ならば陽炎への狼藉は筋違いです」
陽炎「良いよ……あれは摩耶さんが命令無視で先行しなかったら、本当に間に合わなかったし」
叢雲「荒潮の事だから、そこまで含めて……手がかり半分、腹いせ半分って所ね」
不知火「……裏庭、綺麗な花が咲くと良いですね」
叢雲「咲かないわよ、あそこにあるのはほとんどただの雑草だもの」
不知火「…………」
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