21:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 11:23:19.44 ID:sPA3Iy4L0
「ごはん美味しい!」
「おばちゃん!お代わり!」
「はいはい、もっとゆっくり食べなさい。あんまりがっつくと身体に毒ですからね。」
それから右京と亀山は子供たちを連れて花の里を訪れた。
女将のたまきが出した料理を子供たちは腹ペコだったのかかなりのペースで平らげていた。
ちなみに花の里は小料理屋だ。ファミレスのような子供向けの料理はおいてはいない。
それでも子供たちは出された料理に文句一つなく食べていた。
その様子からして余程お腹を空かせていたのだろう。
「右京さん、勝手に子供たちを連れてきて大丈夫なんですか?」
「仕方ありません。話を聞くにもこの子たちはお腹を空かしていますからね。
まずは空腹を満たさないことには何も始まらないだろうし
それにこちらに善意があることを理解してもらわないといけません。」
一応子供たちに親の連絡先を聞いてはみた。
だが子供たちは親が何処にいるのかまったく知らないと答えた。
親と連絡も取れないのでは話もできない。
そのため親には事後報告ということで子供たちを家から連れ出した。
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