5:名無しNIPPER[sage]
2018/05/04(金) 21:14:37.52 ID:KcNWYpXfO
肇ちゃんメインは久しぶりかな?
6:名無しNIPPER[saga]
2018/05/04(金) 21:16:05.35 ID:AZDT1Nlu0
「楽しめたか?」
「ええ。皆さんと居ると退屈している暇がありません」
7:名無しNIPPER[saga]
2018/05/04(金) 22:15:53.28 ID:AZDT1Nlu0
― = ― ≡ ― = ―
こつ、こつ。
8:名無しNIPPER[saga]
2018/05/04(金) 22:28:11.88 ID:AZDT1Nlu0
ラジオを掛けようかとも思ったが、あまりそういう気分でもない。
隣の肇はどこかぼんやりとした表情で夜の街明かりを眺めていた。
「今更だが」
9:名無しNIPPER[saga]
2018/05/04(金) 22:45:25.44 ID:AZDT1Nlu0
夜中に窓から抜け出すなど不審以外の何物でもない。
当然ながら誰何は受けた筈だ。
首を傾げて水を向ければ、肇は薄く笑みを浮かべた。
10:名無しNIPPER[saga]
2018/05/04(金) 23:12:51.69 ID:AZDT1Nlu0
このままでは飲まれそうな予感しかしなかった。
話の矛先を変えるため、彼女の帽子を指差す。
「そうだ。帽子は外しておいた方がいい」
11:名無しNIPPER[saga]
2018/05/04(金) 23:54:34.54 ID:AZDT1Nlu0
対向車のハイビームが一瞬だけ車内を照らした。
濡羽色の髪の中に、一輪の藤が咲いていた。
「あなたに頂いた、大切なものですから」
12:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 00:41:53.62 ID:6HNBSVHX0
― = ― ≡ ― = ―
「何処でしょうか、ここは」
13:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 15:23:10.52 ID:6HNBSVHX0
「それで」
温かい緑茶を一口だけ傾け、肇が細く息をついた。
14:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 15:56:09.60 ID:6HNBSVHX0
「……ふっ、ふふっ……! 私が、18歳になったから……ですか?」
頷いた。
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