【安価・コンマ】シンフォギアに異物が紛れ込みました Part.3
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98: ◆.5dCvMNp2o[saga]
2018/05/03(木) 14:41:57.97 ID:PJXbWC+Co
イザーク『あの時僕はキャロルに世界を知ってもらって、世界は痛みだけでなく、愛もちゃんと存在していることを知って欲しかったんだ』

キャロル「愛?」

イザーク『そう。キャロルが妻と僕の間に生まれたのも愛。愛がなくても人は生まれてくることがあるけど、大体の人は相手と好き合ったからこそ、子供を作る。人の数だけ愛はある』

キャロル「……私にそれを知って欲しかったってこと?」

イザーク『そうだよ』

イザークは触れないが、キャロルの頭を優しく撫でるように手を動かす

木霊「……」

全裸ではない木霊がキャロルに近づき、イザークの手に合わせてキャロルの頭を撫でる

イザーク『ありがとう。キャロル、幸せになってくれ。僕はそれだけが今の望みだよ』

キャロル「うん……うん!!」 

イザークは制限時間に近づきつつあるのか、姿を薄れさせながらキャロルに言葉を残していく

イザーク『今の時代は治安がどうかわからないけど気をつけるんだよ? それにちゃんと栄養バランスを考えて食べるんだよ? 僕が言わなくても出来ると思うけど』

キャロル「うん!」

イザーク『……御二方、それに機械人形の君も、キャロルをよろしくお願いします』

イザークはこの場にいたほかの人にも挨拶をする

木霊「任せて!」

フィーネ「頼まれてあげるわ」

ガリィ「マスターを守るのはオートスコアラーにとって当たり前のことですので」

イザークは笑顔で頷いたあとキャロルに向き直る

イザーク『僕も妻も、キャロル・マールス・ディーンハイムを愛している。忘れないでおいてほしい』

キャロル「私もパパが大好き!……おやすみなさい」

イザーク『ああ、おやすみ』

キャロルはまた泣きながら、最後まで笑顔で手を振っていたイザークを見続けた


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