【安価・コンマ】シンフォギアに異物が紛れ込みました Part.3
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366: ◆.5dCvMNp2o[saga]
2018/05/04(金) 18:49:01.59 ID:DTXLfw6Eo
マリア「ならば仕方ないか」

奏(来るか!?)

マリアの言葉に構える奏

マリアは剣を彷彿とさせるマイクを奏に向けて振り抜いた

奏「てめえやっぱり!!」

マリア「ほら、抵抗なさい!!」

元々マリアは短剣や剣をシンフォギアで使っているのでこういう長い棒での戦いは得意だ

逆に奏は巨大な槍の質量で押す攻撃をメインにしているため、棒による戦いは不利

いきなりの本気に見えるチャンバラに観客達は黙り込む

そして奏の頬に軽く傷が出来たところでマリアは剣としていたマイクで叫ぶ

マリア「なぜ狼狽える! 貴様らのツヴァイウイング、天羽奏への声援が足りないから彼女は劣勢に立っている!! もっと声を張り上げろ!」

奏「は?」

観客「「「うおおおおおおお!!」」」

奏への声援が一気にふえる

マリア「そうだ! 私を応援してくれている人たちも、このままでは私が負けてしまうがいいのか!?」

観客「「「まりああああああああぁぁ!!」」」

観客が奏への、ツヴァイウイングへの声援に負けないように、マリアのファンたちはさらに声を張り上げる

そうして対抗心の生まれたファン同士があらん限りの応援を叫ぶ

マリア「もっとだ! お前達が盛り上がれば盛り上がるほど、私たちの歌には力がこもる! 私たちの本気を聞きたいのなら、貴様らも本気で私たちを応援しろ!!」

マリアはソロモンの杖もないならこの場での宣戦布告はただの自殺行為だと踏みとどまる

ならばマリアは全力でアイドルをやって、そのあとにケータリングの料理を持ち帰って、英気を養うことに決めた

そして今は本気でアイドル、としてではなく、一人の女として、精一杯、自分の歌が好きだった彼女に歌を歌おう

マリア「奏、置いてかれても知らないわよ、ツヴァイウイング天羽奏と歌姫マリアの二曲目……」

この日、この世界で最も盛り上がったライブとして全世界で取り上げられた


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