31:名無しNIPPER[saga]
2018/05/01(火) 01:06:56.01 ID:c5F6iRac0
つばさ「あ、あの……希少さん……」
つばさ「さっきは、すみませんでした、生意気なこと言って……」
夏海「ボクも、つい熱くなっちゃって……」
希少「………」
希少「正しいことをきちんと言えること、周りみんなの気持ちを考えられること」
希少「そして、そのために行動できること」
希少「全て、あなたたちのいいところよ」
希少「私には持っていないわ。大切にして」
希少「私たちが悪かったの。ごめんなさい」
希少のささやかな笑顔、つばさと夏海はどれだけ安心することができたのだろうか。
少なくとも、今まで希少が見せた笑顔の中では、一番安心したはずだ。
2人の目から、滝のように流れ落ちる雫たちが、それを物語っていた。
希少も、先輩として、後輩の強みをしっかりと理解している。影ながらアイドル科を支える心強い先輩なのだ。
Pは、淡泊な印象を持っていた希少への評価を変えざるをえないだろう。
46Res/31.69 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20