11:名無しNIPPER[saga]
2018/04/30(月) 23:17:55.89 ID:mf+9Gahh0
その叫び声に釣られて、他のメンバーたちが食堂へ集まる。
夏海「ど、どったの!?そんな大声出して」
美奈都「ど、どうしたんですか!?美翠ちゃん腰を抜かして……」
美翠「あ……いや……」
フラニー「春子さんが、どうかしたの?」
P「………」
紀子「ねぇ、もしかして……プロデューサー、春子さん……」
P「………」
Pは、力なく首を横に振った―――
みさき「うそ……春子さん……?」ポロポロ
ガシャーーーーン
音のした食堂の入り口に、何人かが振り向く。
そこには、コーヒーを淹れようとマグカップを持っていた希少がいた。
しかし、その手にはマグカップはない。滑るように手から落ちたのだ。
希少「春子……?」
希少「春子っ!?春子!?」ダッ
希少が座っている春子の元へ駆けだす。
Pを押しのけ、懸命に春子の身体を揺さぶりながら、「春子!」と何度も問いかけるが―――
ついに返事を得ることは叶わなかった―――
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