99:名無しNIPPER[saga]
2018/04/29(日) 19:29:03.08 ID:A6rjc17z0
「はい、では予定通り、10時半頃にそちらに……いえ、私一人ですので。あ、白菊も同席させた方が?
……かしこまりました、ありがとうございます。では、先ほどの書類を持ってお伺い致しますね。よろしくお願いします」
受話器を置き、私は書類をバッグに収めて席を立ちました。
「では、プロデューサーさん、事務員さん。フェスの件で、346プロへ行ってきます。
その後は、ちょっと教習所へ行った後、ほたるちゃんのレッスンに立ち会いますので」
「あぁ、うん……俺も一緒に行こうか?」
「いえ、大丈夫です」
「無理はしないようにな」
事務員さんが、声を掛けてくれます。
私は、ニコッと笑みを返すと、ソファーの方に座っているほたるちゃんに向き直りました。
「それでは、ほたるちゃん。午後は頑張りましょうね」
「……はい」
弱々しい返事――やはり、まだ引き摺っているのでしょう。
どうにか、立ち直って欲しいのですが――。
ちょうどヤクルトの方が来られたので、私は、タフマンを購入しました。
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