209:名無しNIPPER[saga]
2018/04/30(月) 02:54:49.59 ID:LS54PsoZ0
「2部屋か。じゃあキミと、我々女性陣で」
「それはいいけどさ、ベッドは美優さんとほたるちゃんに譲ってネーサンは床で寝ろよ。寝袋あったよな?」
「な、何でですか? というかお布団では…」
「コイツすげぇ〜寝相悪いの。俺どっか一緒に旅行行った時、鼻とみぞおち蹴られたからね?」
「え、えぇぇっ?」
「キミはいびきがうるさすぎ」
「頭と足が逆になるヤツに言われたくないんだよなー。
まぁいいからほら、美優さんそっち肉焼けたよ」
「お二人で、旅行行かれた事あるんですね」
「何回かね。もう二度と行かない。最後に行ったのってどこだったっけ、ネーサン?」
「福島」
「あーそうだそうだ思い出した! 裏磐梯で一緒にスキーやったんだよな!
でさー聞いて美優さんほたるちゃん、このネーサンのスキーときたら、まぁ〜それはヘタクソで!」
「そ、そうなんですか? 事務員さん、何でもそつなくこなしそうですけど」
「武道とか走るのとかはすごいんだよ。でも、球技とか、道具使う系のスポーツは本当、ビックリするくらい下手でさ。
スキーだってコイツ、あはは、すげぇへっぴり腰で……!」
「怪我とかしたら、怖いですもんね……分かります」
「いいのいいのほたるちゃん、気ぃ遣わなくて。
そうそう、泣きそうな顔して、ほたるちゃんもかくやというくらい眉をハの字にさせてさ、ずーっとボーゲンでズルズルと。
ハッハッハ、眉毛もボーゲン! ケッサク、アハハハハ!」
「はいダウト。ゴーグルしていたから、私の眉毛など傍目には見えないはずだ」
「ほら〜、否定しないでしょ?
いつものネーサンはどこ行ったの?ってくらいだっせぇ、しかもぷりケツでぇいだだだだだだだ!!!ゴメンゴメンいででで折れる折れる許してっ!!!」
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