魔法使い「私の事、スカウターで覗くのやめてくださいっ!」 勇者「やだ」
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201: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/06/21(木) 23:26:28.13 ID:iJui9JJa0

縛人「ヤバいくらい泣いて、そしたら指輪が彼女の手の中でまたつながった」

勇者「……」

以下略 AAS



202: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/06/21(木) 23:27:03.85 ID:iJui9JJa0

縛人「彼女は身ごもった体で家にいて、僕の帰りを待ちながら過ごしていたはずで。指輪が切れているのだから、僕の心がすっかり仕事の方に向いてしまっているのも気づいていて」

縛人「……一体、どんな気持ちだったんだろうと、今でも想像することがあるよ」

以下略 AAS



203: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/06/21(木) 23:27:37.41 ID:iJui9JJa0

縛人「じゃぁ…3回目はどうして切れたと思う?」

勇者「え。…知らねえよ」

以下略 AAS



204: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/06/21(木) 23:28:03.85 ID:iJui9JJa0

縛人「そして彼女にも似ていて、とても深い愛情を持っている。根の部分が揺らがない、強くて深い愛情のある子だよ」

勇者「……それがなんだってんだよ」

以下略 AAS



205: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/06/21(木) 23:28:34.26 ID:iJui9JJa0

縛人「――弓射手と魔法使いは、もうひとつよく似ているところがあってね」

勇者「……」

以下略 AAS



206: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/06/21(木) 23:29:30.40 ID:iJui9JJa0

縛人「これでも、君よりはずっと年上でそれなりに人を見る目も養ってきたんだよ。それに元もと、喋らない動物を相手に仕事をしている分、気配や感情には敏感でね」

縛人「……勇者さんも魔法使いも、きっともっと本当のことを言えた方が…お互いにとても楽になれると思った。それだけさ」

以下略 AAS



207: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/06/21(木) 23:29:58.12 ID:iJui9JJa0

弓射手「ちょ、何? ドア開けた途端にそんな大声を急に・・・。び、びっくりするじゃないの。ケンカ?」


縛人「い、いや。こっちも正直、君たち以上に驚いたよ」ドキドキドキドキ
以下略 AAS



208: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/06/21(木) 23:30:43.46 ID:iJui9JJa0

〜〜〜
縛人『否定されてしまうのが怖くて、聞けないんだ』

縛人『勇者さんから、声をかけてやってほしい』
以下略 AAS



209: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/06/21(木) 23:31:37.39 ID:iJui9JJa0

勇者「なんて言おうとしたんだよ。べつにそんなことくらい言ったって怒りはしねえ」

魔法使い「え、いえ、私はそんなことは別に…」

以下略 AAS



210: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/06/21(木) 23:32:11.61 ID:iJui9JJa0

魔法使い「で、ですから。その…私が、頼りないしうるさいしで・・・面倒事ばかり起こすし…。それで、もう…」グス…ポロ

魔法使い「もう… 嫌になってしまって。だから、私のいないところに行く、とか ここからは一人で行くとか、そんな風におっしゃるんですね…って……」ポロポロ

以下略 AAS



211: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/06/21(木) 23:33:04.86 ID:iJui9JJa0

魔法使い「……嫌気なんて…そんなの、私は全然・・・」

勇者「…じゃぁ魔法使いの表情が 縛人の家で再会してからずっと冷たい理由は? よそよそしく離れていく理由は?」

以下略 AAS



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