魔法使い「私の事、スカウターで覗くのやめてくださいっ!」 勇者「やだ」
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166: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/06/08(金) 22:44:11.28 ID:eZGeU9Kk0

――レストラン

謎の男「実はここで、人と会う約束をしていてね。まぁ、魔王城へのパスポートをもってるような人物なのだけど。――きっと驚くよ」ニコ

勇者「……はぁ、そうでしたか」

魔法使い「……」


勇者(結局、ついてきてしまった。それにさっきから魔法使いはうつむいて黙ったまんまだし、なんだか居心地が悪すぎる…)ハァ

謎の男「それにしても、遅いね… 先に何か頼んでおこうか。おなかもすいただろう?」

勇者「待たなくていいんです? 魔王城へ通じる相手ということは、それなりに格の高い人なのでは」

謎の男「ふふ。いいや、そんなこともないよ。だけど僕にとっては高嶺の花でもあるし、尊敬すべき相手でもあるのは確かだけど…気を張るような人ではないよ」

勇者「…高嶺の花・・・相手は女性でしたか」




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