魔法使い「私の事、スカウターで覗くのやめてくださいっ!」 勇者「やだ」
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132: ◆rRu4LM9vFs[sage saga]
2018/05/19(土) 06:23:45.62 ID:dT+CWcgt0

勇者(…こいつ・・・何考えてるのかわからねえが、妙に親しげな態度の割に隙はねえし、それに・・・)


勇者(逆らわせない威圧感・・・? いや、そうじゃない。――認めたくはないが、逆らったらマズイような本能的感覚が、俺の方にあるのか…)

勇者(下手なことしたくない、気を逆なでるようなことをしちゃいけない…そんな感覚が俺の中にある…?)


魔法使い「勇者様…いかないの?」

謎の男「…いってきていいんだよ」ニコリ


勇者「……悪い。行こう、魔法使い。−−取ってきます」ペコ

謎の男「うん、少し散らかってるから…暗いところは気を付けて」

勇者(なんの忠告だよ… まさか屋敷内に監視や他の人間がいる? …くそ、警戒されてる可能性があるとなると、この隙にスカウターを起動させるのは早計か?)

勇者(……なにより、俺の本能が躊躇してる。夜になるまでは、このまま様子を見よう)

魔法使い「……」




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