16:名無しNIPPER[saga]
2018/04/27(金) 03:19:49.14 ID:6FtTvWVno
P「なぁ」
なんですか、プロデューサーさん。
P「やっぱりさ、うちの子にならないか?」
はい、いいですよ。
プロデューサーさんのおうちのネコになります。
そうすればこのおうちに独りぼっちじゃないです。
お仕事を一緒にすることはできませんけど、おうちでちゃんとお留守番できますよ。
帰ってきたときはお出迎えをしてあげます。
たまにはお土産を買ってきてくれると嬉しいですね〜。
この足じゃサンドイッチを作ってあげることはできないですけど、一緒にお散歩はできますよ。
一緒に公園に行って日向ぼっこをしましょう。
ふたりでお散歩するときっと楽しいですよ。
ご飯も一緒に食べましょう。
同じものを食べることはできないですけど、おいしい気持ちは一人より二人です。
きっときっと幸せです。
寝る時も一緒がいいですね〜。
寒い時はプロデューサーさんを温めてあげます。
むふふ、ちょっと恥ずかしいですね。
これからずっと、悲しい時もつらい時もどんな時でも、ずっとずっと一緒にいてあげます。
私はプロデューサーさんのネコですから。
このおうちで、プロデューサーさんと一緒にいます。
だから、さみしくないですよ。
プロデューサーさんは一人じゃないですよ。
私が居ます。
私が居ますから。
そんな、ありったけの気持ちを込めて『にゃあ』と鳴きました。
P「っ……」
プロデューサーの目に涙が浮かんでいました。
私の気持ち、伝わりましたか。
P「ありがとな」
涙をぬぐって、プロデューサーさんは笑ってくれました。
やっぱり、笑顔のプロデューサーさんが一番素敵です。
さぁ、今日はもう休みましょう。
恥ずかしいですけどプロデューサーさんにくっついて寝ちゃいましょう。
我ながら大胆ですね〜。
P「あったかい……」
プロデューサーさんも、あったかいですよ。
おやすみなさい、プロデューサーさん。
P「名前……考えないと……」
だから、美也ですよ〜。
そう思いつつ私も夢の世界へ旅立っていきました。
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