30:名無しNIPPER[saga]
2018/04/23(月) 06:36:34.34 ID:uXJfJ2s20
ありす「パーティーとか、ステージとか、綺麗な場所、美しい場所にいたいなんていうことは、誰だって思います」
ありす「それに理由なんて必要ありません。それに、その場にふさわしい自分でいられるように、美しくなることも……女性なら、そうしたくなるものだと思います」
礼子「でも、そんなことをしても、いつかは……」
ありす「はい、いつかは消える光かもしれません。美しい物も、いつかは色褪せていくかもしれません」
ありす「ですが、私はたった一瞬でも……相応の場所で、美しくなった自分を見た誰かの心に、残せるものがあるのなら……意味のある物だと信じています」
ありす(そう、それは……私が、アイドルだから……あのホテルは今日、私がアイドルとして光る為の、場所でもあった)
ありす「だから、私はあのホテルを壊した魔物をそのままにはしておけません。煌びやかな場所であり、私を光らせてくれるはずだった、あの場所の為にも」
礼子「貴方……」
ゆっこ「ありすちゃーん!」ヒューンッ!
ありす「ユッコさん!?」
ゆっこ「お待たせしてすみません! サイキックテレポートですっ飛んできました!」
ありす「魔物にホテルを壊されて……まだ、中にはPさんと文香さんが……!」
文香「だっ、大丈夫です……!」タッタッタッタッ!
ありす「文香さん!?」
ゆっこ「はい、この前のこともあったので、きっと魔物が盛大にホテルをぶっ壊すと思っていたので先にプロデューサーと文香さんを逃がしておきましたよ!」
ありす「え、でもPさんは……?」
文香「結界の外に……外からは、中に入ることはできないとのことで……私は、ユッコさんについてきたので……」
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