梨子「なかったことにしたくないから」
1- 20
7: ◆EU9aNh.N46[saga]
2018/04/22(日) 06:57:06.97 ID:L5HOfUV+O
梨子「夢の中で知らない娘と言い争いになったの」
 
千歌「知らない娘? どんな娘だったの?」
 
梨子「うーん、よくわからない娘。夢の中だから顔も霞がかかったみたくぼやけてたし」
以下略 AAS



8: ◆EU9aNh.N46[saga]
2018/04/22(日) 06:58:24.41 ID:L5HOfUV+O
梨子「その娘がね『aqoursのメンバーだけどチカって娘は知らない』って言ってきたの」
 
千歌「うん、それから?」
 
梨子「だからね、わたしもムキになって千歌ちゃんがどんな人か説明したの。……そしたらね」
以下略 AAS



9: ◆EU9aNh.N46[saga]
2018/04/22(日) 06:59:42.21 ID:L5HOfUV+O
千歌「いや、いいけどね。……まだお尻がヒリヒリするけど」
 
梨子「ほんとにごめん」
 
千歌「いいっての。梨子ちゃんが怖い思いしてたってわかったんだから。怪我の功名ってヤツだよ、うん」
以下略 AAS



10: ◆EU9aNh.N46[saga]
2018/04/22(日) 07:00:59.08 ID:L5HOfUV+O
梨子「ねえ千歌ちゃん」
 
千歌「まだなにかあるの?」
 
梨子「うん。夢の話じゃないけど、いい?」
以下略 AAS



11: ◆EU9aNh.N46[saga]
2018/04/22(日) 07:02:16.84 ID:L5HOfUV+O
千歌「うん。あと、それって『ここはどこ? わたしは誰?』ってぐらいの? 漫画とか小説でよくあるような」
 
梨子「ううん。そこまでじゃなくて、ここに転校してきたばかりの頃に戻った感じで。だからそれまでの記憶はちゃんとあるの」
 
千歌「そっか、わかったよ。うん」
以下略 AAS



12: ◆EU9aNh.N46[saga]
2018/04/22(日) 07:03:33.28 ID:L5HOfUV+O
梨子「で、どうするの?」
 
千歌「うーん、どうするって言われてもねぇ」
 
梨子「だよね、実際そんな起こることじゃないし」
以下略 AAS



13: ◆EU9aNh.N46[saga]
2018/04/22(日) 07:04:49.56 ID:L5HOfUV+O
梨子「話が進まないから。でもね、記憶がなくなったわたしは、たぶんどれもピンとこないと思うの」
 
千歌「自分のことだ、って思わない感じ?」
 
梨子「うん、そんな感じ」
以下略 AAS



14: ◆EU9aNh.N46[saga]
2018/04/22(日) 07:06:05.95 ID:L5HOfUV+O
千歌「あとは……私達のPVを観てもらう! 梨子ちゃん本人が映ってる分、一番効果ありそうな気がする、うん」
 
梨子「きっとあの頃のわたしが観たらびっくりしそうね。『えっ!? これがわたしなの?』って」
 
千歌「ははっ、だよね。梨子ちゃんほんと明るくなったもんね」ニコッ
以下略 AAS



15: ◆EU9aNh.N46[saga]
2018/04/22(日) 07:07:23.03 ID:L5HOfUV+O
梨子「『脳の一部が傷付いてて、もう二度と記憶が戻ることはありません』ってお医者様がはっきり言ってくる場合も」
 
千歌「う……うん。あり得る、よね」
 
梨子「それでも千歌ちゃんは、わたしのために頑張ってくれるの?」
以下略 AAS



16: ◆EU9aNh.N46[saga]
2018/04/22(日) 07:08:46.19 ID:L5HOfUV+O
千歌「うーん……だったらまた1からやり直す! きっとそうする!」
 
梨子「やり直す? つまり?」
 
千歌「そりゃあもう梨子ちゃんが転校してきた頃みたく『スクールアイドル始めよっ!』って何度も誘っちゃうよ!」
以下略 AAS



17: ◆EU9aNh.N46[saga]
2018/04/22(日) 07:10:02.87 ID:L5HOfUV+O
梨子「もちろん。だってわたしと千歌ちゃんなんだから。記憶をなくしたって、そこは変わらないでしょ?」
 
千歌「……だよね、うん。私頑張るよ! 梨子ちゃんのために」
 
梨子「千歌ちゃん// ふふっ、ありがと♡」
以下略 AAS



31Res/19.42 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice