21: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/04/20(金) 00:31:17.17 ID:Q3vY7Opm0
二人とも驚かなくて、逆に私の方がびっくりしました。
そっかぁ。
ついにかぁ。
ってちょっと寂しそうに返事して、駄目とも無理とも言わなかったのです。
「……反対しないの?」
「だって、ねえ」
「あなぐまは決めたら曲げんもん」
彼女達は、私がどういう子なのか幼稚園の頃からよく知っていたみたいです。
「ていうか、ラジオでお喋りの勉強しよったともその為じゃなかったと?」
「標準語やもんね」
「そ、そのつもりは……! ちょっとは、あったかもだけど……」
ほら、と笑う二人。
私もつられて笑い、背中を押されたような気持ちになりました。
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