17: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/04/20(金) 00:27:30.76 ID:Q3vY7Opm0
それは小学校の卒業式。使い古したランドセルを、もう大きくは感じませんでした。
五分咲きの桜が彩る通学路、待ち合わせ場所にはちーちゃんやのんちゃんやみんながもう着いていました。
式の後のこととかを話しているのでしょう。
私はその輪の後ろに回り、息を大きく吸って。
「お、おはようっ!」
――その時のことは、友人間で長いこと語り草です。
初めて自分から挨拶したのが卒業式って、我ながらどうかと思うけど。
みんな笑ってたから、よしとしたいところです。
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